自宅を守るのか、子供を守るのか

離婚してから数年は、母の協力を得ながら育児と家事、そして仕事をこなしていました。

仕事は育児と家事が両立できるように、更には母の負担にならないような、そんな職場環境を作ってもらえる仕事先に就きました。

時間は朝からではなく昼から。終わりの時間は夕方六時まで。長男が病気がちだったので仕事を休まなければならない事は茶飯事でした。

仕事を休まず、母に病院に行って貰う事も出来ましたが、シングルによくある、仕事に追われる育児はしたくないと母と話し合い、なるべく私が育児に携われる環境を母にも協力して貰っていました。

仕事に追われる育児はしたくないと言っている場合ではないとなり始めたのが、長男が小学生にあがった頃からです。

自宅は実家でもあり、持ち家でもあるので、まだローン返済が残っていたのです。父が仕事を辞めてしまい家計を助ける家族が私だけとなってしまったのです。

父、そして母と話をし、母は病気が悪化してしまい育児の協力が難しいとなり、父に育児を任せ、私が全面的に「家計を助ける大黒柱になる」という話となりました。

私が選んだ仕事はとてもハードでしたが、月にもらえる給料は20万は貰えるので家計はなんと か助かっていました。

ですが、母から父へ育児を全面的に任せた事が子供の心を傷つけていってしまっていたことに、誰もその頃は気付きませんでした。

子供が心を傷め、寂しくて寂しくて愛情が欲しくてたまらないと、満杯になり、その気持があふれた頃、やっと私とは母は子供のSOSに気付いたのですが、溢れてしまった子供の満たされない心は時すでに遅しだったんです。

ですが、子供が大切なのに自宅を守りたい私もいて、子供を取ればいいのか、仕事、つまり自宅の存続を取ればいいのか、あの時の私はわからなかったんです。痩せすぎのコンプレックス

今思うと簡単なことで、子供を取ればよかったんですが。きっとあの時、私も心の病気が始まっていたのかもしれません。それではこの辺りで話を一度区切らせて頂きますね。

この話の続きを、もし宜しければ楽しみにして下さる方がいるのでしたら嬉しく思います。それでは、失礼致します。